大規模な陥没が発生しました。
原因は一体なんなのでしょうか?
11月6日に起きた北九州の地震は関係があるのでしょうか?
目次
博多駅前の道路陥没!原因は?
現在も博多駅前の道路は大きく陥没し、
水が大量にたまっています。
コンクリートをふきつけている時に上部から出水が始まり、
作業員が事前に避難を呼びかけていたため、
けが人はなかったのが不幸中の幸いです。
周辺には電気が通っておらず、
避難勧告が出ているところもあります。
近くの施設に避難されているそうです。
この陥没した地域には銀行も多く、
仕事もできずATMも止まっている状態だそうです。
ガス管が破損しガス漏れが発生しているため、
タバコなどは絶対に火をつけないように、
と注意喚起されていました。
この大陥没の原因ですが、
福岡地下鉄・七隈線の延伸工事の影響だそうです。
博多に直接行けるようになるよう、
天神南駅と博多駅を結ぼうとしていたそうです。
道路の大陥没は、この地下工事に起因している可能性が高いようです。
地中にものすごく大きな空間を作り、
そこに水や砂が一気に流れ込んで陥没が起きた可能性があります。
穴が大きいため、ただの地下鉄が通る穴というより、
ターミナルのようなものを作っていた可能性もあります。
福岡は特に危機管理が高い都市で、
空洞調査を定期定期にしていたのですが、
事前の調査でこの周辺に空洞がなかったため、
明らかに工事が原因と思われます。
道路陥没の両側の建物はどうなるのか?
道路が大きく陥没した両側にはビルが建っていて、
建物は大丈夫なのか?と不安になります。
基礎工事の杭がむき出しになっていて、
その杭を支える土などがない状態なので、
横方向に傾く可能性があるそうです。
直ちに倒壊ということはないと思われますが、
横方向に傾く可能性はあります。
博多駅前の道路陥没の復旧はいつになる?
両端に建物があるので、次の被害が出ないようにしなければいけません。
応急措置としては水をまず抜き、
これ以上の侵食を食い止めなければいけません。
水があるとダメージが大きくなる可能性があります。
復旧のめどは現在立っていない状態です。
まず水を抜いて、
陥没しないように調査、建物倒壊の調査などを経て、
建物の杭が横に変形しないように
応急措置をした上での復旧措置となるため、
相当時間がかかると思われます。
道路陥没は稀なこと?
このような大規模陥没は、
中国、韓国、ニューヨークなど世界中で起きています。
ソウルでは地下の工事の際、穴を掘り進めながら、
周辺をコンクリートなどで都度固めながら
土砂が流れ込まないようにしていくような法律ができたそうです。
今回大陥没が起きた一帯は遠浅の海だったのを
埋め立てているそうです。
中州という地名でもわかるように、
砂が多い地域で、砂が流出しやすく、
地下鉄工事は難しい場所と言えます。
この延伸工事では、一昨年にも道路の陥没事故が起きています。
地下鉄などがある地域では陥没は起きる可能性はどこでもあります。
博多駅前の道路陥没は地震の影響?
気になるのは、地震の影響なのか?ということです。
というのも、11月6日20:17にマグニチュード3.3、震度3の
地震が北九州で起きているからです。
北九州で地震なんて珍しいな、と思ったので、
今日の陥没はもしかして地震の影響?とすぐに
思いました。
11月7日23:28にも震度2の地震が北九州で起きています。
今のところ、地震との関連は指摘されておらず、
地下での工事が原因ということです。
大きな地震が起きないように祈るばかりです。
田村淳が博多駅の道路陥没近くのホテルに宿泊していた!
ロンドンブーツ1号2号の田村淳が偶然にも
博多駅の道路陥没の近くのホテルに泊まっていたようです。
泊まってるホテルの近くの道路が陥没したようです…ゲガ人がなくて良かったですが…被害が拡がらないか心配です。 pic.twitter.com/d4338ZTu4Z
— 田村淳 (@atsushilonboo) 2016年11月8日
福岡の道路陥没…
避難勧告も出てるようです…
近くの方はくれぐれもお気をつけ下さい。僕の泊まったホテルからすぐの場所ですが…規制線が貼られて、慌ただしい状況です。 pic.twitter.com/CAnFMcfYyi— 田村淳 (@atsushilonboo) 2016年11月8日
地下鉄が完成したとしても
地盤的になんだか不安な気がしてしまいます。
あまりにも無理な工事なら見直しをして欲しい気がします。