個人年金の損得の法則!個人型確定拠出年金とは?

個人年金 雑学
出典:http://www.irasutoya.com/

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個人年金

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平均寿命が延びている昨今、

退職後の生活を考えておくことが

必須となっています。

 

無職で高齢の夫婦が月々にかかる支出は、

約27万2000円と言われています。

 

これは公的年金では、とても支払えない額です。

 

これを補うには、自分で年金を積み立てる術が

必要となります。

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公的年金の受給額は?

6月に政府が発表した公的年金の長期見直し財政検証によると、

およそ30年後の受給額は、

厚生年金 月17万6000円

国民年金 月4万5000円

となります。 (物価や賃金が今と同じと仮定した場合)

 

この受給額は、現在の支給額より、

2,3割減ってしまうことになります。

 

自分でできる対策の一つとして、

保険会社などでお金を積み立てる個人年金があります。

 

個人年金は、保険会社をはじめ、

各金融機関が多様な商品を提供しています。

 

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個人年金 得の法則とは?

保険料の払い方は、月払い?年払い?

保険料の払い方は、月払いと年払い、

どちらがお得でしょうか?

 

これは、年払いがお得となります。

 

月々1万円を30年間支払った場合、

受け取る金額は、388万円ですが、

12万円を一括の年払いにすると、

受け取る金額は、395万円となります。

(ある商品の返戻率を基に計算)

 

この場合、約7万円がお得になります。

 

年払いは、引き落とし回数が少ないため、

保険会社が事務手数料を安く抑えられることが理由の一つです。

 

そのため、受け取る額が月払いよりも増えるのです。

 

個人年金 × 月払いではなく年払い = 7万円お得!

になることもあります。

 

お宝年金は解約してはダメ!お宝年金とは?

今、個人年金に加入すると、

一般的な予定利率は年に約1%ほどです。

 

が、1993年に加入した人の予定利率は約5%で、

月4万円 × 20年払ってきた人は、月々8万円×終身(個人年金のみ)

となるケースがあります。

 

なぜこんなに利率が高いのでしょうか?

 

80年代から90年代前半は、利率が5%を超え、

ピークだった時代です。

当時の個人年金は、お宝年金と呼ばれているのです。

 

個人年金 × 1980年代~90年代前半に入った人 = 是が非でも解約しない方が得!  

 

お宝年金に代わる個人型確定拠出年金とは?

今からお宝年金に入るのは不可能です。

 

そこで、 個人型確定拠出年金という制度を利用します。

 

これは国の制度で、加入できるのは、

公的年金にだけ入っている自営業者、会社員(企業年金なし)です。

 

この制度は月々に支払うお金を、定期預金や保険、投資信託など

自分で選択し運用するというものです。

 

これにはお得なポイントがあります。

 

それは節税効果 !

 

月に23000円、年間276000円支払っている と、

所得控除になり、住民税や所得税が抑えられます。

 

課税対象の所得が仮に500万円だとすると、

その時の所得税+住民税は、約107万円で、

年間27万6000円が控除されるため、

所得税+住民税は、99万円 8万円減ることになります。

 

20年間続ければ、20年間の節税効果は、約160万円となるわけです。

 

が、いくら節税をしても、運用で大損したくないですよね。

 

全く分からないという人は、最初は定期預金からスタートして

勉強しながら徐々に投資商品に移していけばいいのです。

 

定期預金なら、元本が確保できます。

その分、節税分がまるまるお得になります。

 

加入方法は、金融機関などに申請するだけです。

 

個人型確定拠出年金 × 節税効果が大=100万円以上お得  

 

個人型確定拠出年金に加入できるのは60歳までです。

 

ほとんどの人が使える究極の裏ワザ

9割の世帯が加入している 生きているうちに使えるものが、

死亡保険(生命保険)です。

 

死亡保険といえば、死後に家族が受け取る物、という認識ですが、

生きているうちに一部を解約し、現金を受け取れるものが多いのです。

 

納付済み(死亡保障500万円)で、

掛け金300万円を払い終えている場合、

死亡保障を250万円残し、

あとの半分を解約すれば

現金100万円を 手にできます。

(商品によって異なります)

 

トータルは減ってしまいますが、

掛け金を50万円上回ります。

 

現金化することで、元気なうちに、

旅行や趣味、介護の費用に充てることが出来ますね。

 

生命保険 × 一部解約できる = 年金代わりになる

 

不安が募る老後に向けて、早めの対策をとる必要がありそうですね。

 

個人型確定拠出年金は、実は対象者のまだ1%くらいの人しか加入していません。

それには、よくわからないという印象があるためかと思われます。

 

個人型確定拠出年金の加入には条件があります。

 

自営業者は無条件で入れます。

 

会社員は、国民年金+厚生年金+3段階目に

厚生年金基金だとか、企業型確定拠出年金に

加入している会社がありますが、

この条件の人は入れません。

 

厚生年金しか入っていないという人がまだまだ多く、

会社員の二人に一人が対象となります。

 

掛け金は毎月5000円から掛けられるので、無理のない範囲で出来ます。

が、これは60歳まで現金化できません。

 

また、転職すると非対象者になる可能性もあります。

(今までかけた掛け金の分は、老後の保障はあります。

運用の指図はできるが、これ以上毎月の掛け金を拠出することはできません)

 

運用商品の口座の手数料は取られます。

 

加入は、会社を通さなくても、インターネットなどで簡単に加入できます。

 

自営業では最大68000円まで毎月掛けられます。

会社員は、23000円掛けることが出来ます。

 

投資と同じような意味合いですので、

利回りがいいものはリスクもあると思っておいた方がいいです。

 

年金も自分で選ぶ時代になってきましたね。

よく調べて自分に合うものを探して

少しでも老後の生活を豊かに過ごしましょう。

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