今年もやってきましたね。
桜のピンクと菜の花の黄色が
綺麗なコントラストで、良い季節ですよね。
そんな季節に降る雨、
菜種梅雨について調べてみました。
菜種梅雨の意味は?
菜種梅雨(なたねづゆ)は、まさに菜の花が咲くころ、
3月中旬から4月上旬にかけて降る寒々とした長雨のことです。
「春の長雨」とも言うそうです。
梅雨といえば、5、6月頃の雨のような気がしますが、
春にも梅雨があるのですね。
菜の花が雨に濡れた姿もどこか風流ですね。
菜の花をはじめとしたいろいろな花を咲かすように
促す雨「催花雨(さいかう)」とも言うようです。
「菜花雨(さいかう)」から、「菜種梅雨」となったという説もあるそうです。
「春雨」は、この頃の優しい雨のことをいうようです。
「春雨」というとつい食べ物を思い浮かべてしまいます。(^^;)
春の雨は、植物の名前が付くものが多く、
5月初旬の雨は「たけのこ梅雨」、
5月中旬の雨は「卯の花くたし」、
その後の雨を「梅雨」と言うそうです。
日本語はとても綺麗ですね。
菜種梅雨は、俳句の季語としても使用されます。
菜種梅雨の季語としての意味は、下記です。
晩春、菜の花の盛りの頃に降る長雨。春のやわらかな雨である。
引用元:http://kigosai.sub.jp/kigo500d/777.html
雨は嫌ですが、恵みの雨でもあります。
綺麗な花の濡れた姿を見て、
景色を楽しむと少しは気が紛れるかもしれませんね。