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台風6号が接近中!米軍台風情報の時差は?Earthとは?

台風6号 Earth

出典:http://earth.nullschool.net/

5月だというのに、台風が接近しています。

 

台風といえば、昔は9月とか秋に来るイメージでしたが、

最近は7、8月となり、今年は5月に台風!ということで、

驚きです。

 

5月に台風が接近するのは、2011年5月以来

4年ぶりのことだそうです。

 

気になる台風6号の情報や、

米軍の台風進路予想図、Earthという風向きや風速を可視化したサイトを

ご紹介します。

 

台風6号が接近中!進路は?

昨日(5月10日)、フィリピンでは叩きつけるような雨と強い風に見舞われ、

台風6号が直撃したフィリピン北部では、午前9時半までの24時間に

68ミリという雨を観測しました。

 

そんな台風6号が現在、時速20kmのスピードで北上を続け、

非常に強い勢力を保ちながら、日本に接近しています。

今回の台風はそれほど大きくはありませんが、

中心付近の風が非常に強くなっています。

 

早ければ、5月12日の朝にも沖縄本島に最接近する見込みだそうです。

 

沖縄県内で、今夜から明日にかけて予想される最大瞬間風速は、

沖縄地方 50m/秒

奄美地方 35m/秒

となっています。

 

波の高さは、6~8mの予想で、暴風や高波、非常に激しい雨に警戒が必要です。

特に沖縄、奄美、西日本は、1時間に50mm以上の非常に激しい雨

降る恐れがあります。

 

台風6号はこの後、本州の南海上を北東に向かって進み、

西日本は明日昼前から、関東は明日夜から

強い風や激しい雨が降る見込みです。

 

5月11日12時の時点で

北 20km/h

中心気圧 945hPa

最大風速 45m/s

最大瞬間風速 60m/s

となっています。

 

九州北部、中国地方北部では寒冷前線も停滞しており、

寒冷前線の近くでは竜巻や突風が起きる可能性があります。

九州北部や中国地方は注意が必要です。

 

この寒冷前線があることで、

台風が離れていても、今回大雨が降るパターンだそうで、

台風からの暖かく湿った空気と、

寒冷前線の涼しい空気がぶつかり合う西日本は、

台風から離れていても雷雨や大雨の可能性があるそうです。

 

太平洋側を中心に大雨が降る恐れがありますが、

北日本はあまり強く雨は降らないそうです。

 

良い天気でも、あっという間に雨が降り出す恐れがありますので、

注意が必要です。

 

台風6号は、5月12日の午後から一気に速度を上げ、

日本列島を突っ切っていきそうです。

 

今年は台風の発生が異例のハイペースで進んでいるそうです。

4年前の台風は1号2号でしたが、今回は既に6号なので、

かなり早いペースで台風が出来ています。

日本の南の海上には既に台風7号がグアムの東に存在しています。

 

2011年5月に沖縄に最接近した台風では、

那覇市とうるま市で、最大瞬間風速25.6m/秒を観測しました。

 

その後、西日本を中心に記録的な大雨を降らせ、

24時間の雨量は、島根県松江市で161ミリ、出雲市で209ミリとなり、

5月としては観測史上1位を記録しました。

 

今回の台風6号は、2011年の5月の台風とよく似ているので、

警戒が必要です。

 

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なぜこんなに早く台風が発生?

今年は海の温度が南の方で高くなっており、

たくさんの雲が出て、風も強いので雲がまとまりやすくなって

台風ができやすい状態となっています。

 

太平洋高気圧が太平洋に横たわっており、

台風がそのふちをなぞるように通りながら、

日本にやってくるという仕組みですので、

フィリピン-台湾-沖縄-本州のルートで台風がやってきます。

 

今の時期、日本の近くは、海水温が低いので台風の勢力は衰えますが、

夏は海水温が上がるので、勢力が衰えないまま台風がやってきます。

 

海水温の高いところをずっと通ってきた台風は、

エネルギー補給をし続けてやって来ているようなものですので、

夏は、勢力の強い台風に注意が必要です。

 

米軍の台風進路予想情報の時差は?

台風の進路予想を気象庁が発表していますが、

アメリカ軍でも台風の進路予想をしています。

 

この情報は、アメリカの政府機関が利用する情報ではありますが、

一般人でも見ることが出来ます。

 

アメリカ軍が自国の兵士の命を守るための情報ですので、

かなり信頼度の高い進路予想となります。

 

出典:http://www.usno.navy.mil/

 

見方は、「12/06Z」となっていれば、「日付/時間」です。

日本とアメリカで時差がありますので、図の時間+9時間してくださいね。

 

日本の気象庁の進路予想より少し南の気がします。

 

どちらが合ってるというわけではなく、

複合的に色々な情報を見て、判断したほうがいいですよね。

 

台風の状況がわかるEarthとは?

Earth」という風速や風向きを可視化したサイトがあり、

台風の場所や風の状態がわかります。

出典:http://earth.nullschool.net/

Cameron Beccarioという方が作ったサイトのようです。

 

ズームインしたり、気温などに切り替えたり、

地球の色々な状態を見ることが出来ます。

 

風の状態にも気を付けて、外出に備えたいですね。

 

沖縄では、マンゴーやスモモが収穫直前の台風と言うことで、

丹精込めて育ててこられた農家の方は、本当に気が気ではないですよね。

 

なんとか被害が少なく通り過ぎてくれることを祈るばかりです。

 

追記:(2015年5月12日)

台風6号(ノウル)を国際宇宙ステーションから見た動画があります。

 


台風の渦と共に、雷も見えますね。

 

今回の場合、台風が進む速度が速いので、

勢力が衰える間もなく、日本列島を直撃しそうです。

 

外出時は、危険ですので注意しましょう。

 

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