夏になると、花火大会やお祭りなどで
ぜひ着たい浴衣。
でも、いざ着るとなると、着る方法が
いまいちわからない?アレレレ!?(・_・;?
どっちが上だっけ?と必ず迷う襟元や、
丈はどのくらい?
そんな浴衣のことが簡単に分かる
まとめを書いてみました。
浴衣の襟は左右どちらが前?
浴衣は右前?左前?
着るとき、絶対、ん?と思うのが、
どっちが上だっけ?と思う襟元ですね。
簡単に覚えられるのは、右手を懐に差し入れることが出来るようにすると、
正しく着ることができます。
懐にお財布を入れたり、襟を直すのが
簡単に上手にできますからね。
右手が入るかどうかをチェックしながら、
着てみるといいですね。
この着方は、右前といいます。
一見、左が上に来るのが左前じゃないの?と
思いがちですが、実は身体に付く方が前という概念なので、
右前と表現されます。
私は、この間、娘に浴衣を着せた時、
見事に反対にしてしまい、途中で気づき、
冷や汗をかいたことがあります。(;^_^A アセアセ・・・
左前は死装束ですから、いい気がしませんね。
ちなみに、洋服は男性が右前、女性が左前となっています。
昔、男性は自分で洋服を着ていましたが、
高貴な女性は召使が着せていたため、左前となったのです。
昔の名残が洋服に残っているということですね。
浴衣の着方と洋服とは
別に考えないといけないですね。
浴衣の丈は?
浴衣の正しい丈は、くるぶしの上?真ん中?下?
どの辺にすればいいのか、これも悩みます。
娘の浴衣は、いつもそこまで考えずに着せてしまっていましたが、
くるぶしの上が正解です。
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着物の場合は、高級なものになればなるほど、
丈を長くするようですが、
浴衣はカジュアルに着るものなので、
歩きやすいようにくるぶしの上、という丈になりました。
浴衣は、元来、蒸し風呂に着るものでした。
木綿の浴衣に汗を全て吸わせて出たとき、
脱いで新しいものに着替えるというスタイルだったそうです。
のちに裸で入浴するようになり、
夕涼みのための着衣となったものが浴衣です。
あまり短すぎるのも下品に見えてしまうので、良くないようですが、
くるぶしより少し短いくらいが格好良く見えますね。
浴衣の柄の選び方は?
今年は古典的な和柄の浴衣もかなり出てきています。
洋服のようなラメ入りやフリル付などの浴衣もありますが、
夏くらいしか着ることがない浴衣を着るなら、
典型的な和柄の方が逆に新鮮さを感じるかもしれません。
浴衣は、浴衣・帯・小物など全体の雰囲気を合わせて購入すると
統一感が出ていいですね。
見た目で気に入っても、実際に着てみると
自分には合わない、と思う場合もありますので、
手間でも必ず試着した方がいいです。
「着たい柄」と「似合う柄」は違う、ということですね。
自分に似合う素敵な浴衣で
夏を思いっきり楽しみたいですね☆
浴衣の着方まとめ
- 浴衣は男女とも右前!(懐に右手が入るように着る)
- 浴衣の丈は、くるぶしの上(上過ぎないように)
- 浴衣を選ぶときは試着をしよう。
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