アヴリル・ラヴィーンが
ライム病であったことを打ち明けました。
ライム病とは一体どういう病気なのでしょうか?
アヴリル・ラヴィーンがライム病で闘病していた!
アヴリル・ラヴィーンがライム病で5か月間寝たきりで
闘病していたことを明かしました。
アヴリル・ラヴィーンは、長期間にわたり、
公の場に姿を見せていなかったことから、
体調についての憶測が飛び交っていました。
昨年、主にダニを媒介して感染するライム病と診断され、
その後5か月間寝たきりの状態で過ごしたといい、
「息ができないと感じた。話すことも、動くこともできなかった」
「死ぬかもしれないと思った」
「立っているのもやっとだったから、まる1週間、シャワーを浴びられない時もあった」
などと回想した。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150402-00000012-jij_afp-ent
アヴリル・ラヴィーンのかなり苦しそうな状態が伝わってきます。
母親や、夫であるロックバンド「ニッケルバック」のボーカルのチャド・クルーガー氏の
看病により、現在、病状は80%回復しているようで、
本当に良かったですね。
アヴリル・ラヴィーンが罹ったライム病とは?
アヴリル・ラヴィーンが患ったライム病とは
一体どんな病気なのでしょうか?
ライム病は、主にマダニを媒介として感染するようです。
1975年に、アメリカのコネチカット州ライムおよびオールドライムで
最初に確認されたことから、ライム病と呼ばれています。
北アメリカやヨーロッパ、日本で夏から初秋頃に
樹木の多い地域に発生することが多いようです。
病原体は、ボレリアは、螺旋状のスピロヘータで、
形状は、細長い糸状です。
病状は、慢性の全身性疾患として知られています。
マダニに刺されて数日から数週間かけ潜伏期があり、
菌が増殖し周囲の皮膚へ広がります。
病状の進行に伴い、刺されて部分を中心に遊走性紅斑(ゆうそうせいこうはん)が
現れます。(潜伏期)
無症状な人も約25%ほどいるそうです。
その後、インフルエンザのような悪寒・筋肉痛・発熱・倦怠感・頭痛・関節炎などの
症状が現れる場合もあります。(感染初期)
病原体が全身に拡散することにより、
神経症状(髄膜炎や、神経根炎(しんけいこんえん)など)、
関節炎、筋肉炎などが見られることがあります。(播種期)
感染から数か月~数年後に、播種期の症状に加え、
重い慢性関節炎、慢性萎縮性肢端皮膚炎、角膜炎などが見られるようになります。
(慢性期)
ライム病の治療方法は?
ライム病の治療方法は、病原体のボレリアが細菌のため、
抗生剤による治療方法が有効とされています。
服薬期間は、2~4週間ほどです。
マダニに刺されただけで発症しない場合は、
一般的に抗生剤などは使用しなくてもいいようです。
ライム病の予防は?
ライム病の予防は、とにかくマダニに刺されないことです。
野山を歩く時は、マダニに刺されないよう服装に注意しましょう。
- ダニの付着がわかりやすい白っぽい服を着用しましょう。
- 足首からふくらはぎにかけて露出しないよう、ズボンを着用し、ズボンの裾は靴下の中に入れましょう。
- 帽子の着用も有効です。
- スプレー式の防虫剤を使用しましょう。
もし万が一、マダニに刺されていたら、
自分で取り除かずに、皮膚科で取ってもらいましょう。
自分で取る際に、マダニの体が避けるなどすると、
病原体が感染する場合があります。
ライム病は、アヴリル・ラヴィーンが苦しんだように
とても辛いようですので、これからの時期、
野山に行くこともあるかと思いますが、くれぐれも気を付けたいですね。
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