5月2日の今日は八十八夜です。
八十八夜とはどういう意味があるのでしょうか?
また、八十八夜はお茶の日としても知られますが、
なぜでしょうか?
八十八夜とは?
八十八夜(はちじゅうはちや)とは、雑節の一つで
立春から数えて八十八日目の日のことです。
雑節とは、季節の移り変わりをより的確につかむために設けられた
特別な暦日のことで、次の9つがあります。
- 節分
- 彼岸
- 社日
- 八十八夜
- 入梅
- 半夏生
- 土用
- 二百十日
- 二百二十日
これに、初午・三元(上元・中元・下元)、盂蘭盆、大祓を加える場合もある。
引用元:wikipedia
平年は5月2日で、閏年は5月1日になるそうです。
5月3日の年もあります。
「八十八夜の別れ霜」
「八十八夜の泣き霜」
などと言われ、遅霜が発生する時期でもあります。
天気予報があまり発達していなかった昔に、
急に気温が下がったり、霜が降りることから
霜の冷害を防ぐよう農家に警戒を促すための言葉でもあったようですね。
八十八夜は、春から夏の準備をする日でもあり、
縁起の良い日とされてきました。
八十八夜はお茶の日!
八十八夜は、「緑茶の日」「新茶の日」でもあります。
「夏も近づく八十八夜♪」という茶摘みの歌もありますね。
が、実際はお茶の産地により気候は異なるため、
必ずしも八十八夜に茶摘みが行われるわけではありません。
八十八夜に摘んだお茶は不老長寿の縁起物として珍重され、
この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
気候条件なども含め、実際にこの時期のお茶は
極上なのです。
新茶には、旨み、甘み成分でもあるテアニンという成分が豊富に含まれています。
テアニンは、リラックス効果があり、集中力が高まるなどの効果が認められています。
八十八夜に手揉み茶や茶摘みの実演など、
一般の人も参加できるお茶に関するイベントが
行われます。
昔はお茶は高級品とされ、
庶民が普通に飲めるようになったのは大正時代に入ってからだそうです。
いつでも美味しいお茶が飲めるというのは
とても嬉しいですね。
ぜひ今日は美味しいお茶を味わっていただきたいと思います。
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