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【インフルエンザ2014】例年より早い流行の理由は?予防接種の料金は?

インフルエンザ ウイルス

出典:http://www.irasutoya.com/

今年はインフルエンザが例年より早い流行を見せています。

既に学級閉鎖になっているところもあるそうです。

 

なぜ今年は早く流行しているのでしょうか?

その原因や予防接種の価格についてまとめました。

 

 

インフルエンザが既に流行!

今年は、11月からインフルエンザの患者が急増しています。

 

ある病院のインフルエンザの患者数は、

去年12月は14人だったのが、今年の12月1日~3日の3日間で

既に20人以上となっているそうです。

 

例年は12月からインフルエンザの患者が出るのですが、

1か月半ぐらい早いそうです。

 

インフルエンザの全国的な流行も早まっています。

 

全国の医療機関から報告された

インフルエンザ報告数(11月17日~23日 厚労省発表)は、

インフルエンザの患者数が4619人と、前週の約2.6倍に急増しているそうです。

 

去年の11月第4週は、北海道だけ流行していましたが、

今年の11月第4週は11都県に感染が拡大しています。

 

既に学校閉鎖になっている学校もあるらしいです。

 

今年は、東京も11月に既にインフルエンザの流行期に入りました。

 

7年ぶりとなる早い流行ですが、2007年は過去3番目に感染者が多い年でしたので、

同じ状況だと考えると、今年もかなり感染者が増えることが既に懸念されています。

 

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なぜ、今年はインフルエンザの流行が早いのか?

今年は例年よりインフルエンザの流行が早まっていますが、

11月の半ばに非常に寒く湿度の低い時期があったため、

それがきっかけとなって増えていった可能性があるそうです。

 

11月13日~19日にかけて、最低気温が一桁台になるなど、

寒い日が続いていました。

 

また空気が乾燥すると、喉など粘膜の防御機能が低下し、

インフルエンザにかかりやすい状況となります。

 

11月13日~19日の湿度は、ほとんど50%以下で

感染が広がりやすい条件が整っていました。

 

今年流行のインフルエンザは、A香港型!

今シーズン、猛威を振るっているのが、「A香港型」の流行です。

 

A香港型は、重い症状のことが多く、熱が高かったり、ぐったりしたり、

肺炎を合併する率も高く、重篤化しやすいインフルエンザです。

 

日本で流行の原因となるインフルエンザウイルスは、主に「A型」と「B型」の二つです。

 

A型には、5年前に流行した新型インフルエンザウイルスとA香港型の2種類がありますが、

先月から流行が拡大しているのは、A香港型です。

 

さらに、A香港型は、毎年少しずつウイルスが変化しているため、

ワクチンの株と合っている場合は効果が上がりますが、

それがずれていると効きにくくなる可能性があります。

 

変異しやすいため、ワクチンが効きにくい事もあるというA香港型は、

毎年少しずつ形を変えながら、毎年流行するという厄介なウイルスです。

 

A香港型の特徴

 

とくに小さい子供や、持病を持った高齢者の方は重篤化しやすいそうです。

子供や高齢者と住んでいる人は特に手洗い、うがいに注意をして感染させないことが重要です。

 

簡単な手洗いで済ませる人も多いと思いますが、

爪、指の間、手首なども、しっかりと石けんで洗いましょう。

 

インフルエンザの予防接種の料金は?

インフルエンザワクチンの料金は、住んでいる場所や、病院によって

変わってきます。

 

私が都内の某個人病院でインフルエンザワクチンを接種した時は、

子供も私も1回3,000円でした。

 

子供は2回接種する必要がありますので、合計6,000円です。

 

友人は、1回4,000円だったそうです。

 

インフルエンザの予防接種は、保険外診療になるため、

病院が自由に価格設定をできるため、価格が異なってくるようです。

 

費用は掛かりますが、子供などはインフルエンザ脳症などになると、

後遺症が残ったりすることもあるので、インフルエンザにかからないに越したことはありません。

 

インフルエンザワクチンの効果

高齢者は、インフルエンザワクチンを接種することで、

発病リスクを34~55%減、死亡リスクを82%減

することができるという、データもあります。

 

例年、3月頃までインフルエンザは流行しますので、まだワクチンは間に合います。

 

もしインフルエンザに罹った場合、症状が落ち着いても、

人に移す可能性があるので、人に移さないように気をつけなくてはいけませんね。

 

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