脳梗塞や心筋梗塞・がんというのは、
誰でもなり得る可能性のある病気です。
そんな心筋梗塞・脳梗塞・がんなどの病気が
10年以内に発症確率を知ることができるサイトが
【あさイチ】で紹介されていました。
ぜひチェックして少しでも健康でいるために、
生活に役立てましょう。
心筋梗塞・脳卒中の発症確率をチェックする方法!
脳梗塞や心筋梗塞になる芸能人の話などを
ちょこちょこ聞きますね。
決して他人事ではありません。
下記サイトで、血糖値やコレステロール値などなど
健康診断でわかる数値を10項目入力していくだけで
脳梗塞や心筋梗塞の10年以内の発症確率が無料でわかるようになっています。
値として、1%は低めで、5%以上となると発症確率が高いといえます。
発症確率が5%を超えたら、生活習慣をきっちりと変えたほうがいいそうです。
このサイトは、5月23日に公開されたばかりの
「心筋梗塞・脳梗塞の発症確率予測モデル」です。
一般の健康診断ではコレステロールや血圧など
バラバラで見る傾向があるのですが、
それを総合的に評価してくれるのがいいですね。
健康診断の結果を利用し、自宅で総合的に発症リスクを
診断するシステムでパーセントで表示されるので、
とてもわかりやすいです。
この数値は、どうすれば発症率が低くなるのか
生活習慣の改善に効果を発揮するそうです。
たとえば、血圧・血糖値・コレステロールなど
各項目が基準値を上回り、喫煙している人の場合、
心筋梗塞の発症確率 12.6%
脳梗塞の発症確率 9.7%
だとします。
例えば、この人が禁煙をすると、
心筋梗塞の発症確率が 6.5%
脳梗塞の発症確率が 6.9%
に下がるということがこのサイトでわかります。
また、血圧をこれくらい下げれば、
発症確率が何パーセント下がるなどがわかるため、
生活改善の目安となるのです。
数値でわかるとリアリティがありますよね。
病気の発症確率がなぜわかる?
脳梗塞や心筋梗塞の発症確率がなぜわかるのでしょうか。
このシステムは、国立がん研究センターと
愛知県の藤田保健衛生大学の共同研究により開発されました。
このシステムを作るにあたり、
地域の住民の方に協力してもらい、
10年20年という長期間、病気になったかどうかを追跡調査し、
病気になった人がどういう特徴があったかということを
明らかにして、その結果に基づいてシステムを作ったのだそうです。
調査は40〜69歳の男女、約15000人を対象に行い、
16年の追跡調査の結果が元になっているそうです。
このシステムを使って他の1万人以上のデータを当てはめて検証し、
正確だと確認できたため、システムの公開に至ったそうです。
大抵の人は、自分は病気にならないと思っています。
私もそうですが。
この循環器疾患リスクチェックでチェックをし、
心筋梗塞や脳梗塞にどれだけなりやすいのかを
客観的に知ることで、健康に気をつけ予防につなげてほしい、
生活習慣の改善などの行動を変えるきっかけにしてほしい、
というのが開発者の思いです。
がんの発症確率をチェックする方法!
日本人の死亡原因の1位はがんと言われています。
また、2人に1人ががんに罹り、3人に1人ががんで亡くなるそうです。
医療技術が発達した現代においても、
がんはとても恐ろしい病気です。
自身のがんの発症確率を知ることで、
予防意識も高まるのではないでしょうか。
(国立がん研究センター)
がんリスクチェックでは、
年齢・性別・喫煙・飲酒習慣・BMI
などを入力します。
このがんのシルクチェックでは、
同年代の平均値と比べることができます。
数字で何パーセント、という風には出ませんが、
平均より高い場合は、気をつけたほうがいいです。
自分が病気になる確率を知ることで、
より健康に気をつけることができるようになるのではないでしょうか。
ぜひ結果を生活に活かしましょう。
追記(2016年6月7日)
本日、『ノンストップ』でも、心筋梗塞・脳梗塞の発症確率がわかる
サイトが紹介されていました。
脳梗塞季節別集計(2008年~2011年)
の統計によると、
春(3~5月) 505件
夏(6~8月) 529件
秋(9月~11月) 500件
冬(12~2月) 521件
と、夏に近づくと水分が失われ、
脳梗塞の発症数が急激に増えます。
ぜひ発症確率を調べ、生活を改善しましょう。