エアロモービルという空飛ぶ自動車が、
10月29日、オーストリアのウィーンで行われた
パイオニアズ・フェスティバルで公開されました。
気になるエアロモービルの価格や免許、スペックなどについて
調べてみました。
目次
エアロモービルとは?
エアロモービルは、スロバキアの開発者ステファン・クラインによって
開発された陸空両用車です。
今回、プロトタイプの3機目が公開され、
テストフライトに成功している動画も公開されています。
開発者がBMWやフォルクスワーゲンのデザインをしていたということで、
エアロモービルも青と白のとてもエレガントなデザインとなっています。
自動車としても飛行機としても優美で
空に飛び立つ姿もとてもスムーズです。
今まで小説や映画の夢の世界の乗り物と思われていましたが、
空飛ぶ自動車は、もう遠い未来のことではないのですね。
エアロモービルのスペックは?
気になるエアロモービルのスペックは、下記のようになっています。
車としての性能
最高速度:160km/h
全幅:2240mm
航空機としての性能
テイクオフ速度:130km/h
最高速度:200km/h
全幅:8320km/h
飛行距離:700km
燃費:1時間15リットル
重量:450kg
燃料はガソリンです。
ガソリン1リットル150円くらいとして考えると、
8000円くらいで700km移動が出来ることになりますね。
エアロモービル本体は、2人乗りで、軽自動車より軽くなっています。
飛行距離が700kmくらいということで、
日本で考えると、東京から岡山くらいまでの距離となりますね。
エアロモービルの価格は?
販売時期は、2017年くらいとされています。
まずは、海外で自家用ジェットを持っている人や、
条件を満たす人(金銭面、滑走路、免許など)が購入するのでしょうね。
価格は公開されていませんが、それなりの価格はすることが
容易に想像されます。
車でも数百万しますし、特に大量生産しない最初のころは
数千万くらいはするかもしれませんね。
(開発者の方は、量産化しようとは思っていないようですし)
デザインも素敵ですし、自家用ジェットなど持っている人にとっては、
高くても欲しい、と思うのではないでしょうか?
値段のことだけでなく、滑走路の問題もありますし、
一般の人が車を購入する感覚で、エアロモービルを購入するという時代は、
実際は、まだまだ先のことになりそうです。
エアロモービルの免許は?
エアロモービルは、車と飛行機の両方の機能を持っているため、
自動車の免許はもちろん、飛行機の操縦士免許などなども必要となると
思われます。
飛び立つまでの滑走路が200m必要で、
航空法に入るため、公道は利用できず、
空港を利用することになりそう。
国内線は、2500mくらいの滑走路が必要なので、
エアロモービルの滑走路が200mくらいでいいというのは、
期待の大きさの違いはあれど、とてつもない進化と言えるのではないでしょうか?
トヨタは、ホバーカーを開発しているようですし、
近い将来には、車といってもいろいろな選択肢が増えるのでしょうね。
渋滞していたら、空を飛ぶ、というようなことが出来るようになれば、
本当にストレスなく移動をすることが出来ますね。
追記:(2015年3月21日)
エアロモービルが2017年に発売!
スロバキアのエアロモービル社は、
『エアロモービル3.0』を2017年に発売する計画であることを
発表しました。
想像の世界のものだった
空飛ぶ自動車がついに実現するのですね~。
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