熊本地震で、エコノミークラス症候群になる方が
増えており、死者も出てしまいました。
倒壊した建物や避難者が多く
避難生活も長引いているため、
避難されている方の疲労やストレスは
いかばかりかと本当に胸が痛みます。
少しでも体調が悪くなる方が少なくなればいいな、と
エコノミークラス症候群の症状や予防方法などを
まとめました。
エコノミークラス症候群の症状は?
エコノミークラス症候群は、
2004年に起きた新潟県中越地震で初めて問題となりました。
エコノミークラス症候群は、
長時間座るなど足を動かさないことで発症します。
地震で屋内にいるのが不安な方や、
避難所がいっぱいで入れないという方は、
駐車場に車をとめて車中泊をされているようです。
どうしても車の中という狭い空間では
足を伸ばして眠ることができません。
そういった狭い場所などで同じ姿勢をとり続けると
血流が悪くなり、血栓ができ、その血栓が肺などの血管につまり、
胸の痛みや呼吸困難を起こし、最悪の場合死に至ります。
エコノミークラス症候群は、女性がなりやすいのだそうです。
というのも、女性用トイレは列になり、すごく並ぶことになります。
そのため、なるべくトイレに行かないで済むように、
水分を取らないようにしている方が多くいるようです。
エコノミークラス症候群は、水分を取らないと、
血液の粘度が上昇し、血栓ができやすくなってしまうのです。
エコノミークラス症候群の予防方法は?
エコノミークラス症候群の予防方法は、
下記となります。
- よく動く。
- 脱水しないよう水分を取る
- 車中泊を避ける。
- 同じ姿勢を取らない。
- 時々深呼吸をする。
予防のため、足の運動も大切です。
少しでも簡単な運動をされることをお勧めします。
つま先をあげる、
座って足を大きくまわす、
つま先をおおきくまわす、
寝転んで手足をバタバタ動かす、
などの運動だけでも予防として効果があります。
また、ふくらはぎなどを締め付ける
弾性ストッキングでも予防できます。
血行が良くなり、血栓ができにくくなるそうです。
私も弾性ストッキングのようなもの↓を持っていますが、
確かにそれを身につけていると、ドッドッドッと血流が激しくなります。
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が、大震災後ですので、弾性ストッキングを手に入れること自体が
なかなか難しいかもしれませんね。
ふくらはぎをマッサージするだけでも
エコノミークラス症候群の予防ができます。
ずっと同じ姿勢でいないように、
適度に運動をしたり、マッサージをしたり
ということが必要ですね。
大震災による建物の倒壊などで、避難生活が長引きそうで、
心身ともに疲労がたまると思います。
せめて少しでも健康でいられるようにと願うばかりです。