
出典:http://www.irasutoya.com/
日本で約70年ぶりのデング熱患者が
確認されました。
東京の代々木公園の蚊がデング熱を媒介している
らしいということで、一時、公園の一部が
立ち入り禁止となりました。
デング熱で重症化することは少ないらしいですが、
感染すると、高熱とかなり痛みを伴うようです。
『ブロークンボーンフィーバー』という言葉があるほど、
骨や目の奥が痛んで相当辛いらしいです。
デング熱とマラリアにかかったことがある人が言うには、
マラリアより症状はひどかったらしいです。
絶対に感染したくないデング熱に感染しないように、
ヒトスジシマカに対する予防策などをまとめてみました。
目次
ヒトスジシマカとは?
日本に数百種類いるといわれる蚊のうち、
『デング熱』の媒介となるのは、
主にヒトスジシマカだといわれています。
ヒトスジシマカの特徴は、名前の通り、
身体に黒と白の縞模様があります。

出典:mushinavi.com
ヒトスジシマカの通称はヤブカです。
ヒトスジシマカの行動範囲は、50mから100mほどだそうで、
昼間に吸血をする代表的な蚊です。
気温の高い昼間などは藪や日陰で
吸血できるタイミングを見計らっているのです。
昼間、私たちも涼しい木陰などに行きたいですが、
蚊もそれを知ってか知らずか、
涼しい場所に潜んでいる、というから
なんとも合理的と言いましょうか、腹立たしくもありますね。
成虫の寿命は1週間から1か月ほどで、
成虫は越冬はしないので、
デング熱の爆発的感染はないだろう、といわれています。
国内の発生時期は、5月から10月ですが、
12月にも見られたことがあるそうです。
アジアや中南米で感染することの多いデング熱が
今回、渡航歴もない人に感染している原因としては、
海外でデング熱にかかった人が帰国後、
日本で蚊に刺され、その蚊が別の人の血を吸い、
感染させた、ということのようです。
蚊を介してこうした感染症がうつるということで、
日本では蚊に刺されても少しかゆいだけ、という
認識が変わっていくのかもしれません。
ヒトスジシマカの分布は?
東北以南の地域に万遍なく分布しています。
日本の北以外は、どこにいても刺される可能性はあるということですね。

出典:http://www.e-c-c.co.jp/gaichu/ka/hitosujisima.html
日本の温暖化も進んでいるようですので、
もっと北の地域にもヒトスジシマカが
生息する日がいずれ来てしまうのかもしれません。
ヒトスジシマカの天敵は?
蚊を天敵を利用して駆除する、という
天敵用法という方法もあります。
ヒトスジシマカの有力な天敵はトンボです。
トンボの幼虫は、蚊の幼虫を食べ、
トンボの成虫は、蚊の成虫を食べるのだそうです。
トンボについて、あまり考えることはありませんでしたが、
蚊を食してくれているなんて感謝です。
でも、トンボは家では飼えないですね。(゚ー゚;A
最近、外でもトンボを見る機会は減ってますし。
どんどん活躍していただきたいところです。
ヒトスジシマカの駆除方法は?
幼虫対策は?
発生源の多くが、野外の水の貯まる容器のため、
これらを放置しないことが重要です。
特に、ヒトスジシマカは、少量の水でも発生するため、
空き缶などを放置するのも、やめた方がいいみたいです。
成虫対策は?
防虫網を貼るなどして、家の中に入ってこないようにすることが重要です。
駆除には、エアゾール剤、蚊取り線香など、市販の駆除剤が有効です。
私は虫よけにバズオフアウトドアスプレーを利用しています。
子供がまだ小さいのと、肌に直接かけるものなので、
天然の安心素材がいいかな、ということで愛用。
香りが柑橘系な感じで気に入ってます。
が、刺されるときはやはり刺されます。(・・;)
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刺されてしまった時は、バズオフアウトドアバームを
ぬりぬりしています。
こちらも、バズオフアウトドアスプレーと同じ香りです。
これは塗るとすぐに痒みがなくなるという
即効性を感じられるので、重宝しています。
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手で叩く、というのもいいですが、
なかなか捕獲は難しいですね~。
ちなみに蚊取り線香は、10年くらい前の物でも
新品と変わらない効果がある、というのをTVで見ましたので、
古くなったものも捨てないで利用しましょう。
ヒトスジシマカとアカイエカの違いは?
蚊は種類によって吸血する時間帯が異なります。
ヒトスジシマカは、主に昼~夕方にかけて、
アカイエカは、夕方から夜にかけて吸血します。

出典:http://www.earth-chem.co.jp/
吸血する時間をずらして、
彼らなりに住み分けを行っているのでしょうか。
吸血される側からしたら迷惑な話ですが。
1日中気を付けないといけないですね。
蚊に刺されない方法は?
虫よけスプレーをすることが最も効果的と言われていますが、
その他に蚊を防ぐ方法はあるのでしょうか?
蚊は色の濃いものに寄って来る習性があるらしく、
濃い色の服は着ない方がいいようです。
夏は白っぽい服がいいのでしょうね。
今年は特に全身白、というコーディネートが女性には
流行りましたが、蚊よけに関しても
理に叶っているのかもしれません。
また、肌の露出を避けるため、長袖長ズボンを着用するのも
いいようです。
が、長ズボンとかでも、薄い生地だと
普通に刺されてしまうのですよね。(-ε-)
薄い色合いの、少し厚めの生地がいいかもしれません。
夏に長袖長ズボンはかなり辛いですが。
蚊よけスプレーなども利用しながら、
自分なりに蚊に刺されにくいファッションをしてみるのもいいかもしれません。
追記:
代々木公園にデングウイルスを持った蚊が
数匹確認され、代々木公園の8割が閉鎖となりました。
明治神宮やNHK付近で蚊に刺された人が
デング熱を発症したということが確認され、
代々木公園付近で、デング熱が蚊によって
媒介されたようです。
都心の大規模な公園が閉鎖されるのは
極めて異例なことです。
デングウイルスを持った蚊がいたという確認がされたということは、
現在も、代々木公園付近にいるとデング熱になる可能性が
あるということですから、閉鎖も仕方がないですね。
最初にデング熱に感染したというニュースを聞いた時は、
まさかこんな大事に至るとは思ってもみませんでした。
デング熱はあまり重症化になることはないようですし、
冬になると蚊は死んでしまうので、
あまり過敏になりすぎることはないと思いますが、
やはり感染はしたくないもの。
蚊よけスプレーや、蚊よけシール、バンドなどをして、
自衛はしておきたいですね。
私は朝の忙しさの中で、
つい子供に蚊よけスプレーをするのを忘れてしまうのですが。(^。^;;)
追記:
明治神宮と、国立オリンピック記念青少年総合センターの一部も
閉鎖されたようです。
薬剤をまいて蚊の駆除を行うようですね。
早めの沈静化を願うばかりです。
追記:
虫よけスプレーの効果的な使用方法は、
1度使用して終わりではなく、
効果が薄れていきますので、3,4時間に一度スプレーをする
ということだそうです。
服がある部分は、服の上からスプレーをするといいそうです。
ぜひやってみてくださいね。
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