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MERSウイルスMERS(中東呼吸器症候群)

が韓国で広がりを見せており、

日本への上陸も懸念されています。

 

お隣の国なので、どうしても不安になってしまいますね。

 

そんな中、MERSの感染疑いのある患者が

韓国のソウルで失踪したという情報も。

 

韓国の隔離病床は既に満床という情報もありますし、

大丈夫なのかな?と思わざるを得ません。

 

MERSの感染経路や症状、日本への上陸の可能性、

日本のMERS対策などについてまとめました。

 

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MERS感染疑い患者が韓国ソウルで失踪!

2015年6月2日、韓国のソウル市江南区で

MERS(中東呼吸器症候群)の疑いがある

韓国人患者1人が失踪したそうです。

 

自宅隔離中だったようですが、

「家にいると息が詰まるので、外の風にあたろうと思った」

ということで、夫とゴルフに行っていたそう。

 

MERSかもしれないのに、人に感染させてしまうかもしれないのに、

よくそんなことができるなー、と思います。

本当に自己中心的ですよね。

 

自宅隔離というのは危険ですね。

 

1日に2度患者の自宅を保健所の人が

訪問するようになっていたようですが、

患者本人が外に出たいと思えば出られる状況、

というのが危険ですよね。

 

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MERSとは?

MERSとは中東呼吸器症候群(MiddleEast Respiratoty Syndrome)

の頭文字をとってMERSと呼ばれています。

 

WHOによると、2012年からこれまでに中東地域を中心に

25カ国で1154人が感染し、そのうち少なくとも442人が死亡しています。

 

MERSに感染すると、重い肺炎を発症し、死亡することもあるのです。

 

MERSのウイルスは、MERSコロナウイルスです。

 

SARSの原因もコロナウイルスの仲間ですが、

MERSとSARSは別の病気だそうです。

 

ヒトコブラクダがMERSの感染源動物の一つと言われています。

が、どのようにして人に感染するかということは

正確にはわかっていないそうです。

 

MERSはなぜこんなに拡大した?

5月20日に韓国国内で初の感染者が確認されてから、

これまでの2週間で感染者は35人となり、

そのうち2人が既に死亡しています。

 

現在、感染の恐れがあるとして、1300人以上の人が

隔離措置を受けています。

 

最初、中東から68歳の男性が韓国国内に帰国し、

体調が悪いということで病院に行き、

そこで他の患者さんに感染してしまいました。

その感染した患者が数日後、別の病院に転院し、

そこでまた別の人に感染するという最悪な事態になりました。

 

飛沫感染なので隔離が必要だった68歳の男性の段階で

ブロックできなかったことと、

別の患者が転院先で大部屋に入り、そこで3次感染となったことが

問題ですね。

 

韓国国内では、MERSへの保健当局への初期対応をめぐり

批判が高まっています。

 

感染がこれほどまでに広がっている背景の一つに

MERSという病気の重大性が韓国の人々に

十分に知られておらず、

医療の現場でも対応が徹底されなかったという可能性があります。

 

韓国の医療当局は、

「感染は病院内にとどまっており、影響は限定的だ」

としていますが、韓国国内では3次感染に怒りの声が上がっています。

 

最初の患者の段階でかなり注意をしなければいけなかったですよね。

 

MERSとSARS、インフルエンザの違いは?

MERSとSARS、インフルエンザはよく似ています。

その違いを表にしました。

 

MERS SARS インフルエンザ
症状  発熱、せき、下痢  発熱、下痢  発熱、頭痛、せき、鼻汁
感染経路 飛沫
致死率 約36% 約11% 極小
なし ワクチン、抗ウイルス薬

 

MERSの症状は?

MERSとSARSともに、風邪の症状とよく似ており、

見分けがつきにくいですね。

 

風邪と見分けるのは、初期症状はほぼ同じなので見分けにくく、

検査を実施するかしないかの判断は、中東から来たとか海外渡航歴を

申告する、聴取するなど情報が必要です。

 

また、検査をしてもインフルエンザのように

すぐにわかるというわけではありません。

 

MERSの感染経路は?

MERS、SARS、インフルエンザとも飛沫感染です。

空気感染はしません。

 

MERSはインフルエンザよりも感染力は弱いと言われています。

 

MERSの致死率は?

MERSは、重症化し肺炎を発症するとかなり致死率が高いそうです。

 

致死率が現在、約36%となっていますが、

軽症で済む人(医者にも行かずに治ってしまう人)が

かなりあるのではないかと言われていますので、

そういった人を含めると致死率はもう少し下がると思われます。

 

症状が風邪やインフルエンザに似ているので、

たいしたことない、と

そのままにしているうちに、治っている、という人も

確かにいるかもしれませんね。

 

MERSに対する薬は?

MERSとSARSに対する薬は、実用化されたものはありません。

 

一部の研究者レベルで、リバビリンやインターフェロンが効くのでは、

というのはありますが、認可されているものはなく、

当面認可されるものもないそうです。

 

治療法としては、点滴等で生命を維持している間に

自分の免疫がやっつけてくれることを

期待するしかないそうです。

 

薬がないというのが怖いですね。

 

重症化すると致死率が高くなってしまいますので、

重症化しないうちに、点滴を受けるなど

病院で適切な処置をしてもらうことが大切ですね。

 

MERSの予防方法は?

MERSの予防はマスク、手洗い、うがいです。

 

飛沫感染するものは、やはり共通して

この3つが重要な予防方法になるようです。

 

とにかく、ウイルスを体内に入れない、

ということが重要です。

 

簡単にできる予防方法なので、帰宅した時には

徹底してうがい手洗いなどしたいですね。

 

MERS(中東呼吸器症候群)への日本の対策は?

5月26日には、MERSに感染した44歳の韓国人男性が

当局の制止を振り切って、仁川発のアシアナ航空に搭乗し

香港へ行き、翌27日、その飛行機は消毒されないまま

愛知県名古屋の中部空港に乗り入れました。

 

当局の航空会社側への感染者の情報通知が遅れたのが原因だそうです。

 

当局のずさんな対応に不信感が高まっています。

 

制止を振り切ってまで台湾に行ったその患者も

ある意味、スゴイな、と思います。

 

やっぱり自分のことしか考えていないのでしょうね〜。(- -;)

 

厚生労働省は、

「感染力はインフルエンザほど強くないため、

消毒を行わないまま搭乗しても、感染する可能性は極めて低い」

としています。

 

日本と韓国は、年間500万人以上が行き来しているそうですので、

水際対策が重要です。

 

現在のところ、韓国国内でも病院内だけに限定されてはいるようですが、

韓国に行く日本人も病院に行かないようにする、マスクやうがい手洗いをするなど

感染をしないように注意が必要です。

 

ただ、韓国以外からも感染の可能性があります。

もともとMERSは中東の病気なので、

中東から来ることに警戒をしていかなければいけません。

 

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