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羽生結弦とエンカン羽生結弦といえば、2014年ソチオリンピックで

見事金メダルに輝いたイケメンフィギュアスケーターです。

 

2014年11月8日、グランプリシリーズ 中国杯の

フリー演技の直前の公式練習で、中国の選手であるエンカンと、

激突してしまいました。

 

それは、あまりにも衝撃的なシーンでした。

 

羽生結弦は、頭を打ち、顎は一文字に裂けた状態。

 

誰もが棄権せざるをえないであろうと思われましたが、

羽生結弦は、果敢にもフリーを気力で滑りきったのです。

 

羽生結弦がNHK杯に出場決定!回復状況は?日程は?

 

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羽生結弦とエンカンは、なぜ激突したのか?

フィギュアグランプリシリーズ第3戦・中国杯での男子フリーの公式練習で、

羽生結弦に起きてしまったアクシデント。

 

中国の選手である閻涵(エン・カン・18)と正面衝突してしまったのです。

 

羽生結弦とエン・カンの衝突の瞬間の動画を見る⇒

 

6分間の公式練習中、お互いに後ろを向いていて、

羽生結弦が振り返った時、エンカンも同じタイミングで振り返り、

互いに避けきる間もなく、正面から激突することになりました。

 

プロフィギュアスケーターの村主千香によると、

「互いにジャンプに入る前の助走の段階で、

スピードのある中での衝突だったため、

互いに大きな衝撃となってしまったと考えられます。」

ということです。

 

なぜ激突してしまったのか?と、原因を考えてしまいます。

 

中には、中国選手がわざと羽生結弦にぶつかった、という声もありますが、

羽生結弦とエンカンは、もともと仲が良く、楽しそうに二人で映った写真も

多くあります。

このような関係性を考えれば、わざとぶつかっていくことは考えられません。

 

もし仮にわざとだったとしても、自分自身にも相当な打撃があるという、

危険な状況を作るはずがありません。

 

事実、エンカンも脳震盪を起こしていた状態だといいます。

一時、エンカンは棄権を表明しましたが、その後、果敢にも演技を行いました。

 

羽生結弦同様、衝撃によって受けたケガを乗り越え、

演技をしたエンカン選手にも拍手を送りたいです。

 

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激突後の羽生結弦は?

激突後、羽生結弦は、リンクに倒れこみ、

そのまましばらく動けない状態となりました。

 

その後、なんとか立ち上がった羽生結弦は、応急処置を受けます。

 

5分後、リンクサイドに戻ってきた羽生結弦の頭にはテーピングがまかれ、

顔色も青白く、目からは、涙が溢れていました。

 

ブライアン・オーサーコーチは、「身体が一番だぞ」と、何度か

羽生結弦に語りかけました。

 

誰もが試合は無理だと思っていた次の瞬間、

羽生結弦は練習のリンクに戻ったのです。

 

会場中の心配の声に包まれながら、練習を再開した羽生結弦は、

鬼気迫る表情で、一つ一つの動きを確認していきました。

 

羽生結弦が、一番嫌なことは、試合に棄権したり、言い訳したり、

と自分に負けることだそうです。

 

松岡修三曰く、

「ここで勝つとか負けるとかじゃなくて、「やれるならやるのがアスリート」だろっていう心を感じる。

彼の持っているスポーツマインドがそう(棄権)させないんだと思うんです」

ということです。

 

トップアスリートとしての「自覚」と「プライド」そして、

不屈のアスリート精神で氷上に戻ってきたのです。

 

そうして、練習からリンクサイドに戻った羽生結弦は、

「ハン・ヤン(衝突したエン・カン選手)は?」

と、エンカンを心配し、声をかけに行きます。

 

また、エンカン選手の演技直前には、

「エン・カン頑張れ」と応援し、彼の演技に拍手を送っていました。

 

自身も大きなケガを負い、人の心配などできるような状況でない時でも、

ライバル選手を心配し、相手への敬意を忘れない羽生結弦には

本当に尊敬の念を禁じ得ません。

 

その後、観客を魅了するトップスケーターの誇りを胸に、

本番のリンクに立ったのです。

 

アクシデントを乗り越え、羽生結弦が第2位に!

羽生結弦は、 周囲が心配する中、

4分30秒という決して短くないフリーの演技に

頭にテーピング、顎に絆創膏という痛々しい姿で立ち向かいました。

 

演技序盤、ジャンプのミスが続きましたが、その後、力強い着氷を決め、

転んでも転んでも決して諦めず、立ち上がります。

 

その懸命で鬼気迫る演技に、誰もが息をのみ、心を痛めたのではないでしょうか。

 

羽生結弦の鬼気迫る演技の動画を見る⇒

 

フリーの「オペラ座の怪人」を滑り切った 羽生結弦の顎のテーピングからは、

血が滲んでいました。

 

絆創膏を外した顎の傷は、パックリと割れており、

大変痛々しかったです。

 

羽生結弦の渾身の演技は、154.60という得点を叩きだし、

ショートと合わせ、トータルで237.55という得点となり、

暫定1位に躍り出ました。

 

キスアンドクライで、この得点を聞くと、羽生結弦は痛々しいテーピング姿で

嗚咽が漏れるほど泣き崩れ、涙が止まりませんでした。

 

ケガを負い、練習もままならないという、悪条件の中、一時は1位になったのです。

 

その後、ロシアのマキシム・コフトゥンに逆転され、2位になりはしましたが、

大健闘すぎる結果に終わりました。

 

試合後、会見でブライアン・オーサーコーチは、

「彼の意志はとても強かった。最も大事なことは体の状態だが、

彼はすぐに戦いたいという意思を示していた。

今は脳震盪などのダメージがないかしっかりとケアを受けていて、

心の状態も大丈夫そうだが、慎重に見守っていかなければいけないと思う」

と語っています。

 

ともに戦った選手たちも羽生結弦へのねぎらいの言葉を口にしました。

 

マキシム・コフトゥン(中国大会1位)

「今日のアクシデントはとても心配しました。

羽生選手もエン・カン選手もとにかく早く良くなってほしいです」

 

リチャード・ドーンブッシュ(中国大会3位)

「2人の一刻も早い回復を願います。

彼らは一流のアスリートであると同時に人間としても素晴らしいです。」

 

羽生結弦のあの演技は、本当にすごいとしか言いようがなく、

どれだけフィギュアスケートを大事にしているかが伝わってくるようでした。

 

あの状況下でよく滑りきれたと、本当に感心、感動するばかりです。

 

フィギュアスケーターの激突は珍しくない?

どうも、今回のような氷上での激突は、珍しい事ではないようです。

 

フィギュアスケート解説者の佐野稔氏によると

「2人(リンクに)入ればぶつかるんです。必ず。

そこに6人入っているわけですから、ぶつかる確率は高いんですね。

これはもうとにかくみんなで気を付けてやっていくしかないし、

今後そこはISU(国際スケート連盟)で、考えていかなくてはいけないのではないか」

と言っています。

 

フィギュアスケートの公式練習でのルールは?

こういった衝突を避けるための、練習をする際のルールはないのでしょうか?

 

村主千香によると、

「特にルールはありません。

どの選手もジャンプの飛び方、助走の入り方など違いますし、

ぶつからないように お互いに気を付けて滑っているだけです。」

 

「シーズンを重ねてくると、この選手は次、こういう動きをするかな、

という想像はできると思うのですが、まだシーズン初めですので、

みんなわからない状態での練習ですので」

 

公式練習は、確かにみんな自由に滑っているようで、

よくぶつからないな~、と思っていましたが、

特にルールもなく、6人も滑っているというのは、かなり危険な状況のようですね。

 

過去にもリンク上での衝突はありました。

 

4年前のグランプリシリーズの時の公式練習で、

リンクの感触を確認しながらジャンプの調整をしている高橋大輔と

滑走中の小塚崇彦が激突しました。

 

幸い、この時は、大事には至りませんでしたが、

常に危険と隣り合わせだということがわかります。

 

村主千香は、羽生結弦について、

「6分間で体を温めていきますので、その練習が出来なかったことで、

試合で体が動かない要因にもなったと思いますし、

流血している中で、スピンなどで遠心力がかかるとさらに流血してしまうんですよね。

その中でも試合に臨んだことがすごいと思います。」

と言っています。

 

この状況で臨んだ羽生結弦のフリーの内容については、

「やはり周りは皆さん止めたと思うんですよね。出場しない方がいいという風に。

ただそれでも強い思いの中で滑って、前半の4回転、2つとも失敗には終わりましたが、

しっかりと4回転回っていましたし、後半で最後の方で体力のない中でトリプルアクセルなど

を決めるというのは強い精神力だなと思いました。」

と羽生結弦は倒れてしまいましたが、

4回転はしっかり回っていたということで、高い得点が出たと解説しています。

 

羽生結弦の心配される今後は?

羽生結弦は、試合後、あごを7針、頭を3針縫ったそうです。

 

9日に日本に戻り、精密検査を受ける予定です。

 

脳震盪は起こしていないと、滑る直前、コーチは判断したそうですが、

そのあたりに関しても調べるようです。

 

羽生結弦とエンカンの激突に対する海外での反響は?

海外でも羽生結弦がアクシデントを乗り越えて、

フリーを滑りきったことに賞賛の声が絶えません。

 

羽生結弦のアクシデントへの海外での反応を見る⇒

 

もともと羽生結弦は、海外でも人気が高いですが、

今回の不屈の精神で自分のやるべきことに立ち向かっていった姿に

誰もが賞賛の声をあげずにいられないのではないでしょうか。

 

羽生結弦のプロフィール

本名:羽生 結弦(はにゅう ゆずる)

愛称:ユズ

生年月日:1994年12月7日(19歳)

出身地:宮城県仙台市泉区

身長:171cm

体重:52kg

血液型:B型

靴のサイズ:25.5cm(スケート靴のサイズ:27cm)

学歴:早稲田大学人間科学部人間情報科学科 在学中

趣味:音楽鑑賞、ゲーム

 

羽生結弦は、音楽が大好きで、特にポルノグラフィティ、Hi-Fi CAMPなどを好んで聴いているようです。

音質にも相当なこだわりがあり、イヤホンの収集をしているそうです。

 

また、羽生結弦がプーさん好きなことは、広く知られており、

彼の部屋はファンから贈られたプーさんであふれかえっています。

 

プーさんの落ち着いた表情を見ると、気持ちが落ち着くのだそうです。

 


今回のアクシデント後にも、プーさんを離しません。

やはり気持ちを落ち着けたいという深層心理が働いたのでしょうか?

 

幼少より、プルシェンコに憧れていたという話は有名で、

現在では憧れのプルシェンコに認められるほどの実力の持ち主です。

 

王子様的ルックスで女性ファンを惹きつけてやみません。

 

ちなみに、現在、羽生結弦の衣装のデザインの多くを、

元フィギュアスケーターのジョニー・ウィアーが手掛けているのだそうです。

 

今回の演技は、本当に素晴らしく、文句のつけようがありません。

 

あれだけの負傷を負った中で、よくフリーを滑りきれた、と

それだけでもすごいと思います。

 

が、選手がこういったけがを負った場合、無理に演技をすることで、

のちの選手生命にかかわる場合もあると思います。

 

選手は当然、演技をしたいと思いますが、慎重な判断が求められると思いますし、

公式練習でのルールの見直しなども必要なのではないでしょうか?

 

追記:

エンカンが、中国版ツイッターでコメントを発表しました。

 

陰謀説についてもはっきりと反論しています。

 

「あごの出血は止まった。レントゲンも撮った。

胸の筋肉とあごに少し問題はあるけど、意識はしっかりしているので安心してほしい。

さきほどのアクシデント(羽生との衝突)は、僕たちは背中を向け合い、

スピードが出ていたので見えずに避けきれなかった」

とした上で、一部でささやかれた「陰謀論」について、

「外野の一部がばかげたコメントをしているがやめてほしい。

僕も羽生選手もこんなアクシデントが起きることを望んでなんかいない」

と反論。

「今後も試合は続くのでけがを治して出場したい。心配してくれてありがとう」

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/

 

エンカンが選手生命をかけてまで、

わざと羽生結弦にぶつかりに行ったなどとは思えませんし、

動画を見ても、そのようには見えません。

 

陰謀説など言われているエンカンは、

身体のみならず、心も痛めているのではないでしょうか。

 

純粋にフィギュアスケートを愛し、切磋琢磨している2人が、

また楽しく真剣に大会に臨む姿を一刻も早く見れることを望むばかりです。

 

追記(2014年11月10日):

『フィギュアグランプリ2014中国杯』の平均視聴率は20.2%

瞬間最高視聴率は31.8%で、羽生結弦の2位が確定した瞬間でした。

(ビデオリサーチ調べ 関東地区)

 

はからずも、誰もが固唾を呑んで羽生結弦の死闘の結果を

見守った瞬間が最高視聴率となったのですね。

 

羽生結弦がNHK杯に出場決定!回復状況は?日程は?

 

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