めざましテレビの司会者として、毎日元気を与えてくれていた
大塚範一が、病に倒れ、現在は闘病中となっています。
先日は、『徹子の部屋』に、6年ぶりに出演ということで、
顔がむくんではいるものの、元気な姿を見せました。
大塚範一の体をむしばむ急性リンパ性白血病について
調べてみました。
大塚範一のプロフィール
生年月日:1948年9月28日(65歳)
出身地:東京都江戸川区
身長:165cm
体重:75kg
血液型:B型→A型
職業:アナウンサー
最終学歴:早稲田大学政治経済学部経済学科
NHKアナウンサーから、フリーのアナウンサーに転向し、
1994年から、『めざましテレビ』のメインキャスターとして、
2011年11月まで、長らく、朝の顔として活躍していました。
朝、起きたら『めざましテレビ』を必ず見て出勤、という方も
多かったのではないでしょうか。
私もそんな生活を送っていたので、今でも『めざましテレビ』と聞くと
まず、大塚範一の顔が浮かぶほど、馴染み深い方です。
白血病の闘病生活を送っていると聞いたときは、
驚き、何の関係もない私ですが、やはり心配に思いました。
大塚範一の病 急性リンパ性白血病とは
大塚範一の体をむしばみ、苦しめている急性リンパ性白血病とは
どういったものなのでしょうか?
急性リンパ性白血病は、「血液のがん」と呼ばれるものの一種です。
白血病は、がん化した細胞の種類によって
「骨髄性」と「リンパ性」に分けられ、
さらに病気の進行速度や悪性化した細胞の分化段階で、
「急性」と「慢性」に分けられます。引用元:がん情報サービス
主な症状を簡単にですが、まとめてみました。
主な症状
- 白血球の減少
病気の原因となる菌やウイルスに対する免疫力がなくなり、
発熱・肺炎・敗血症などが引き起こされる。
- 赤血球の減少
貧血症状、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、むくみが現れる。
- 血小板の減少
鼻血、歯肉出血、皮下出血などの、出血症状が現れる。
※この他にも、病状の進行などにより、様々な症状が現れることがあります。
治療の基本は、抗がん剤を用いた化学療法となります。
(病状により、放射線療法を行う場合もあるようです)
治療による副作用もほとんどの場合に伴い、大変辛い病のようです。
大塚範一の場合は、ゴルフをしていて、疲れたな、と首を触ったら、
しこりが2個あることに気づき、血液検査後、即入院となったとのこと。
仕事が、とか考える間も、そんな場合でもなかったようで、
それほどに大変な病気だということがいえると思います。
大塚範一が徹子の部屋に出演
そんな大変な治療を続けている大塚範一が、
6年ぶりに『徹子の部屋』に、出演ということで、
話題になりました。
朝の顔で、馴染み深い大塚範一を
心配している人が多いということなのでしょう。
抗がん剤の副作用で、顔のむくみなどはありますが、
元気なので、経過報告に登場したということです。
動画を見ると、別人のような顔に
心配になってしまいます。
大塚範一の血液型が変わった?
大塚範一は、臍帯血移植を行い、
血液型が、B型からA型に変わったようです。
臍帯血とは、母親と胎児を結ぶ、さい帯と胎盤の中の血液で、
母子に影響なく採取できます。
白血病というと骨髄移植が思い浮かびますが、
臍帯血には、骨髄に含まれる血液を作り出す細胞の
「造血幹細胞」が豊富に含まれるため、
骨髄移植と同じように移植が出来ます。
臍帯血移植・骨髄移植は、血液型(赤血球の型)に関係なく、
HLA(白血球や赤血球以外の細胞の型)が一致すれば
移植できます。
血液型がB型の患者が、A型の臍帯血移植を受けると
最終的にA型の血液型になることがあり、
血液中の遺伝子情報も提供者由来のものに
書き換わるらしいです。
そのため、移植後、血液型が変わる、という症状が起こりえます。
大塚範一の現在は
大塚範一は、『徹子の部屋』でも語っていましたが、
食欲もあり、元気に話したり笑ったりすることが出来るほど
回復しています。
これも臍帯血移植のおかげなのでしょうか?
以前は、薬を何十錠も飲んだり、口内から出血したり、
食事が十分にとれない時期があったようですので、
今も副作用があり、完全ではないですが、
以前のような話しぶりや笑い声など
元気な姿を見ることができ、少し安心しました。
同じ病気の方の励みにもなると思います。
このまま順調に回復し、
2020年のオリンピックでは、
ぜひキャスターをして盛り上げていただきたいです。
渡辺謙、吉井玲も、白血病に苦しめられましたが、
現在では病気のことなど
微塵も感じさせないほど、活躍しています。
大塚範一も、ぜひ元気に回復し、
また明るい笑顔と元気な声で、
「いってらっしゃい」と言ってほしいです。